石川県にある航空自衛隊小松基地で毎年秋に行われている航空祭が今年も開催されます。
小松基地での航空祭はとくに人気があり、
毎年たくさんの人が訪れ賑わいます。
今年の小松基地航空祭「令和元年航空祭 in KOMATSU」は、
2019年9月16日(月・祝)に行われることが予定されています。
時間は、
7:45~15:00
となっており、入場は無料です。
航空祭は雨天決行です。
しかし、場合によっては飛行展示などが中止になることもあります。
過去には台風の影響により航空祭が中止になったこともありました。
今年は澄み渡る青空の中、飛行展示を見ることができるといいですね。
小松基地では例年、「ブルーインパルス」の飛行展示が行われています。
ブルーインパルスとは、航空自衛隊のアクロバット飛行を専門に行うチームのことです。
今年のブルーインパルスの展示飛行スケジュールに小松基地の航空祭への参加も予定されていますので、
今年の航空祭の見どころのひとつになりそうです。
2019年の小松基地航空祭でのスケジュールはまだ発表されていないようですので、
参考までに2018年のプログラムを簡単にご紹介します。
飛行展示
- 第303飛行隊機動飛行
- 第306飛行隊機動飛行
- 救難展示(救難隊)
- 飛行教導群機動飛行&大編隊飛行
- F-2、F-4展示、VADS模擬対空射撃
- グライダー
- ブルーインパルス
ステージイベント
地元高校の吹奏楽部、航空音楽隊によるステージ
地上展示
1格&2格
- 小松空港ブース
- 石川地方協力本部ブース
- 飛行教導群ブース
- 小松青年会議所ブース
3格
- コックピット展示
- エンジン展示
- ミサイル展示
- 脚作動展示
- キッズパイロット撮影ブース
エプロン
- 航空機、車両展示
エプロン地区東側
- 花自動車
補給庫前
- グライダー展示
補給倉庫
- 紙飛行機大会
補給倉庫東側
- 警備犬展示
キッズパイロット撮影ブースや紙飛行機大会など、
小さい子供でも楽しめるイベントがあります。
また、小松基地には退役した機種も多数保存展示されているため、
航空祭で見学することが可能です。
小松基地航空祭へのアクセスはJR小松駅!有料シャトルバスもあり!
小松基地航空祭へお出かけの方はあらかじめアクセス方法をチェックしておきましょう。
小松基地の場所は以下になります。
住所:石川県小松市向本折町戊267
では、公共交通機関と車でのアクセス方法をご紹介します。
公共交通機関
最寄り駅は、JR北陸本線「小松駅」になります。
小松駅から小松基地までは、徒歩だと50分程度かかります。
タクシーの場合は、約10分です。
航空祭当日は小松駅から有料シャトルバスが運行される予定ですので、
シャトルバスの利用をおすすめします。
運賃は以下のとおりです。
片道:大人300円、子供150円
往復:大人500円、子供250円
シャトルバスは7:00~運行予定になっています。
車
一般道…小松空港から約5分
高速道路…北陸自動車道「小松インターチェンジ」から約5分~10分
北陸自動車道「片山津インターチェンジ」から約10分~15分
小松基地内はバスやハンディキャップのある方で事前に申し込みをした方しか駐車することはできませんので、
注意してください。
小松基地航空祭の臨時無料駐車場は朝5時開場?有料Pも事前確認を!
車でお出かけ予定の方は駐車場の有無が気になると思いますが、
小松基地航空祭では無料の臨時駐車場が用意されています。
無料の臨時駐車場の開放時間は、4:30~17:30です。
早朝からの開放ですが、早い時間に満車になる可能性かありますので、
できるだけ早く到着するように行動したほうがよさそうです。
駐車場から小松基地までは距離があるので、
有料シャトルバスを利用するといいですよ。
シャトルバス乗り場は、鉄工団地、串工業団地、小松駅の3か所になります。
料金は、
片道:大人300円、子供150円
往復:大人500円、子供250円
です。
有料シャトルバスは、7:00~運行予定です。
無料臨時駐車場
では、無料臨時駐車場をご紹介します。
鉄工団地臨時駐車場
駐車台数:4,500台
串工業団地臨時駐車場
駐車台数:2,400台
小松製作所栗津工場臨時駐車場
駐車台数:500台
小松市役所周辺臨時駐車場
駐車台数:700台
小松駅周辺臨時駐車場
住所:石川県小松市土居原町
駐車台数:650台
浮柳地区国有地臨時駐車場
駐車台数:150台
小松駅周辺のコインパーキング
小松駅周辺のコインパーキングもいくつかご紹介します。
小松駅周辺のコインバーキングなら、
小松駅からの有料シャトルバスを利用できますので便利です。
小松駅前立体駐車場
住所 | 石川県小松市土居原町600 小松駅まで徒歩5分 |
駐車台数 | 306台 |
利用時間 | 24時間 |
駐車料金 | 基本料金 1時間100円 追加料金 30分ごと50円 上限1日 1,000円 |
小松駅西駐車場
住所 | 石川県小松市土居原町740 小松駅まで徒歩5分 |
駐車台数 | 117台 |
利用時間 | 24時間 |
駐車料金 | 基本料金 1時間100円 追加料金 30分ごと50円 上限1日 1,000円 |
タイムズ小松駅前
住所 | 石川県小松市日の出町1丁目176 小松駅まで徒歩5分 |
駐車台数 | 16台 |
利用時間 | 24時間 |
駐車料金 | 終日 60分200円 月~金 当日1日最大400円(24時まで) 土日祝 当日1日最大800円(24時まで) |
リパーク小松駅西口
住所 | 石川県小松市土居原町270 小松駅まで徒歩3分 |
駐車台数 | 19台 |
利用時間 | 24時間 |
駐車料金 | 7:00~19:00 30分100円 19:00~7:00 30分100円 7:00~19:00以内 最大400円 19:00~7:00以内 最大400円 |
予定の事前公表なし?小松基地航空祭の予行飛行は3週間前から!
航空祭では、予行飛行があります。
もちろん、予行なので小松基地内に入ることはできません。
しかし、上空を飛ぶので、小松基地周辺から見ることはできます。
航空祭当日見に行くことができない人は、
予行を見れるだけでも嬉しいのではないでしょうか。
また、当日航空機をカメラに収めたい人は、
予行飛行でどのように撮れるのか確認することもできます。
では、いつ予行飛行が行われるのか気になるところですよね。
例年、予行飛行は事前に公表されていません。
しかし、2018年は小松基地の公式ホームページで予行の日程が公表されました。
2018年の航空祭は9月17日に行われており、
予行の日程は8月27日から前日の9月16日まで行われました。
ちなみに、航空祭の見どころのひとつである「ブルーインパルス」の予行は、
前日の9月16日に行われています。
2019年の予行の日程は今のところ発表されていません。
前年通り、3週間前から予行を行うとすれば、8月26日頃から予行が行われるでしょう。
予行の日程が発表されるかは定かではありませんが、
気になる方は、小松基地の公式ホームページをチェックされるといいかもしれません。
また、TwitterなどのSNSをチェックしてみるのもいいでしょう。
「#小松基地航空祭予行」などで検索すると、
一般の方が予行の様子をアップしていることもあります。
ちなみに、SNSにアップされていた過去の予行の様子はこんな感じです。
Sep. 11, 2018 Komatsu air base #小松基地航空祭予行
飛行教導群 ベイパー雪だるまみたいになった。スゴイ☆ pic.twitter.com/5fobVnvan4— 翡翠【飛行機写真用】 (@jadeite05pic) September 11, 2018
306SQ機動飛行
パッカーーーン!#小松基地#小松基地航空祭予行#小松基地航空祭2017 pic.twitter.com/YtjWqLc6K4— のんぴ@ニミッツ級ねこねこ空母 (@fightingdragon3) September 14, 2017
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予行を見ることができるスポットは、
小松空港展望デッキ、スカイパーク、小松空港駐車場などいくつかありますが、
ブルーインパルスの予行の日は利用できなかったりするようですので、注意が必要です。
小松基地航空祭の穴場スポットについては、
後述しますので参考にしていただければと思います。
小松基地航空祭の穴場スポットは小松空港展望デッキとスカイパーク!
小松基地内に入らなくても航空祭を楽しめる穴場スポットがありますので、ご紹介します。
毎年混雑する小松基地航空祭ですので、
穴場スポットから飛行展示を見てみるのはいかがでしょうか。
小松空港展望デッキ
住所 | 石川県小松市浮柳町ヨ50 |
展望デッキ 営業時間 |
6:40~20:00 |
アクセス方法 | 小松駅からバスで約12分 |
航空祭会場の小松基地は、小松空港の隣にあります。
小松空港展望デッキは小松空港の3階にありますので、
見やすいですし、アクセスもしやすいのでおすすめです。
小松基地航空祭を初めて見る方で、どこで見ればいいのかわからないという方は、
まず小松空港展望デッキをおすすめします。
スカイパークこまつ翼
住所 | 石川県小松市日末町1-1 |
アクセス方法 | 北陸自動車道「安宅スマートIC」降りてすぐ |
航空祭会場である、小松基地からは少し離れているので、
地上展示は見ることができませんが、飛行展示を見るには絶好のスポットです。
スカイパークこまつ翼からは航空機の離着陸も見ることができる場所です。
エンジン音も聞くことができるので、耳でも航空祭を楽しむことができます。
小松空港の飛行機も見ることもでき、
航空機好きの人にはたまらない場所なのではないでしょうか。
小松基地航空祭は大阪・名古屋発のバスツアーがある?結構楽かも!
県外などから小松基地航空祭へお出かけ予定の方は、
バスツアーを利用するのがおすすめです。
小松基地では、一般車は基地内の駐車場に車を止めることはできないのですが、
事前に申し込みをして当選したバスは基地内にバスを止めることができるので、
バスツアーに参加している見学者は混雑しているシャトルバスなどの乗る必要がないため楽です。
いくつかおすすめのバスツアーをご紹介しますので、
気になる方は各企画会社のホームページなどをチェックしてみてください。
株式会社ブルーストーク
小松基地内の駐車場当選!
新宿、大宮発
旅行代金:21,800円
旅行日数:0泊3日
温泉入浴施設「テルメ金沢」入浴付き
梅田、なんば、天王寺発
旅行代金:16,800円
旅行日数:0泊2日
名古屋、岐阜鳥羽発
旅行代金:14,800円
旅行日数:0泊2日
ブルーストークでは他にも、神戸・姫路発、京都発のバスツアーもあります。
H.I.S
梅田発
旅行代金:8,980円
ツアータイプ:日帰り
浪花のたこむす弁当とお茶の朝食付き
読売旅行
姫路、明石、三宮発
旅行代金:23,990円
旅行日数:1泊2日
宿泊ホテル:アパホテル富山駅前
朝食(おにぎり)1回付き
岸和田、天王寺、梅田発
旅行代金:23,990円
旅行日数:1泊2日
宿泊ホテル:アパホテル富山駅前
朝食(おにぎり)1回付き
読売旅行では他にも、奈良・三重県内発、富山県内発のバスツアーもあります。
阪急交通社
名古屋発
旅行代金:7,990円
旅行期間:1日間
朝食(サンドイッチ&ジュース)付き
阪急交通社では他にも、春日井・小牧(愛知県)発、
四日市(三重県)発のバスツアーもあります。
小松基地航空祭は臨時で電車が運行する!折りたたみ自転車があると便利!?
小松基地航空祭当日、電車は混雑が予想されます。
今年の運行についてはまだ不明ですが、
2018年、2017年と北陸線で4本、臨時で電車が運行されています。
2018年の臨時の電車についての時刻表がありますので、
参考までにご覧になってみてください。
小松基地航空祭への最寄り駅である「小松駅」から有料シャトルバルが運行予定ですが、
毎年乗る人が多く長蛇の列ができます。
シャトルバスに乗るための列に並んでいたり、周辺の道路の混雑で、
小松基地に到着したい時間に間に合わず、
お目当ての催し物が見れなかったという人も毎年いるようです。
小松駅から小松基地へは歩くとかなり時間がかかります。
そこで、折りたたみの自転車があると便利です。
折りたたみ自転車は折りたたんで専用の袋に収納すれば、
無料で電車内に持ち込みが可能です。
ちなみに、小松駅から小松基地までの距離は、約4,1kmです。
歩くと約50分かかりますが、自転車で行けない距離ではないと思います。
小松基地へは、有料シャトルバス、タクシーを使う人が多いですが、
自転車も移動手段のひとつとして検討してみてください。
小松基地航空祭はシャトルバスで!駅で手荷物検査優先券がもらえる?
小松基地航空祭にお出かけ予定の方は、電車で行くことをおすすめします。
航空祭の会場である小松基地へは、最寄り駅の「小松駅」で下車し、
そこから有料シャトルバスを利用しましょう。
ここで、忘れてはいけないのが、「手荷物検査優先券」をもらうことです。
小松基地内に入るのに手荷物検査を受けなければいけないのですが、
手荷物検査優先券があることで別レーンで優先的に手荷物検査を受けることができるのです。
この「手荷物検査優先券」ですが、配布されるのは航空祭当日、
小松駅の改札内で配布される予定になっています。
時間は、朝5:15~12:00まで配布されています。
改札内で配布予定ですので、電車を利用する人以外は受け取ることは難しいでしょう。
小松基地航空祭は毎年たくさんの人が訪れ、混雑します。
オープニング飛行から見ようと開門時間に合わせ訪れる人もたくさんいますので、
手荷物検査を受けるだけでも長い行列ができるのが予想されます。
少しでも早く手荷物検査を受けるために、
「手荷物検査優先券」はぜひともゲットしておきましょう。
持ち込み禁止物
ここで、手荷物検査を受けるときに注意しておきたいことをご紹介します。
以下の物は持ち込み禁止になっています。
脚立、踏み台
2017年までは脚立や踏み台の利用者は専用エリアがありましたが、
2018年からは脚立、踏み台の持ち込み、利用が一切禁止になっています。
酒類(ビン、カン)
ペットボトル、水筒、哺乳瓶などは持ち込み可能ですが、中身の確認があります。
危険物
刃物類、引火性物質などの持ち込みは禁止です。
無人航空機
基地内でのドローン、ラジコンの使用は禁止されています。
乗り物
車椅子やベビーカーは持ち込むことができます。
ペット
ケージを利用してのペット同伴も禁止されています。
小松基地航空祭の混雑回避は「車は朝早く」と「鉄道利用」がカギ!?
小松基地航空祭は全国の航空祭の中でもとくに人気の航空祭で、
毎年多くの来場者がいます。
昨年の来場者数は123,000人と言われています。
今年もかなりの人出が予想されます。
そうなると、考えなければいけないのがどのようにして混雑を回避するかですよね。
毎年、駐車場に車が止められなくて見ることができなかった、
渋滞に引っかかって間に合わなかったなど、
航空祭を楽しむことができなかった人もいるようです。
ここでは、混雑回避のポイントをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、車でお出かけ予定の方ですが、
小松基地航空祭の無料臨時駐車場は早朝5:00から利用することができるのですが、
5:00に到着するように行っても止めることが困難な場合もあります。
早い人では深夜3:00から並んでいることもあるようですので、
無料臨時駐車場を利用しようと思っている方は、
できるだけ早めに到着するように行動したほうがよさそうです。
また、小松駅周辺や小松空港周辺のコインパーキングを利用するという方法もあります。
コインパーキングも満車が予想されますので、早めの行動を心がけましょう。
電車を利用する方も、できるだけ早めに小松駅に到着したほうがいいでしょう。
小松駅から小松基地までは有料のシャトルバスが朝7:00から出ていますが、
シャトルバスに乗るためにかなり行列ができます。
また、シャトルバスに乗れたとしても、
シャトルバスが渋滞に巻き込まれて予定時刻に到着しない可能性も考えられます。
混雑、渋滞を回避するにはできるだけ朝早く到着することです。
電車は始発を利用し、シャトルバスの運行時間を待たないで、
タクシーで小松基地まで移動したほうが早く到着する可能性が高いです。
前述しましたが、電車を利用したら、
朝5:15から小松駅改札内で配布予定の「手荷物検査優先券」を忘れずに受け取りましょう。