赤ちゃんとの外出時、ママはいろいろと準備が大変です。
離乳食初期頃からの外出には食事問題も加わりますね。
母乳やミルクだけの頃と違って、離乳食の準備も忘れてはいけません。
では、離乳食初期の赤ちゃんがいるご家庭は、
外出時の食事問題はどう対応しているのでしょうか。
外出時に持ち歩く離乳食についての意見はさまざまです。
なかでも多かったのが、市販のベビーフード利用する、
手作りの離乳食お弁当を作る、といった意見です。
ほかには、離乳食メニューがあるレストランなどで食事をする、
ミルクや母乳のみにする、といった意見も聞かれます。
手作りの離乳食を持ち歩く際に、多くのママが気になっているのが、
菌の繁殖です。
特に夏場は気温が高く、手作り離乳食が傷んでしまわないか心配ですよね。
そのように衛生面が気になる季節には、
ベビーフードの利用が安心かもしれません。
また、外出するといつもと違う雰囲気の中で食事をしますよね。
そんなお家とは違う環境で赤ちゃんも落ち着かず、
慣れないベビーフードは拒否することもあるようです。
離乳食初期は外出時の食事の準備に悩みますが、
ベビーフードでも手作り離乳食でも、
赤ちゃんが好む方を用意してあげるといいでしょう。
また、ミルクや麦茶など飲み物の持参もお忘れなく!
そして食事中はお口周りやテーブルなどを汚すことも想定し、
エプロンやおしぼりなども忘れずに用意しましょう。
離乳食初期の我が子の外出時はパン粥等をお弁当に!その量はどれくらい!?
離乳初期の後半の6ヶ月頃になると、
パンも食べられるようになります。
もちろん初期はそのまま与えるのではなく、
パン粥にして柔らかくしてから食べさせます。
エネルギー源になる炭水化物が多く含まれたパン粥は、
外出時の赤ちゃんのお弁当にもぴったりです。
では、離乳食初期に食べるパン粥は、
どれくらいの量がふさわしいのでしょうか。
離乳食初期1食分のパン粥の量の目安は、約30gになります。
パン粥に使う種類は「食パン」です。
パンの量の目安は、10〜20gほどになります。
8枚切り食パンのミミを除いた、1/4〜1/3枚くらいですね。
これに水分をプラスして、トロッとできたパン粥の目安量が、
約30gということになります。
食パンはなるべく添加物が少なめのものを選ぶといいでしょう。
では、簡単に作れるパン粥のレシピをご紹介しますね。
離乳食初期のパン粥
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<材料> ※1食分
・サンドイッチ用パンか食パン(ミミなしです)…10g
・水…50〜60ml
<作り方>
①パンは細かく切るかちぎります。
②鍋に水を入れパンを浸し、柔らかくなったら火にかけて煮ます。
③ふつふつと温まるまで煮たら、裏ごしして完成です。
水を使えばあっさりめのシンプルなパン粥になりますが、
代わりに粉ミルクを使ってもOKです。
粉ミルクを使うと少しコクのあるパン粥になります。
バナナやリンゴ、かぼちゃなどの果物や野菜と一緒に混ぜても、
ほんのり甘くなって美味しいですよ。
また、お湯や粉ミルクを使って、外出時も即席でパン粥が作れます。
食パンをちぎって、お湯やミルクに浸して柔らかくすればOKですよ。
離乳食初期のお弁当用にりんごの冷凍保存もオススメ!美味しく食べるコツ!
甘酸っぱくて食べやすい果物「りんご」は、
離乳食初期から食べることができます。
りんごはビタミンCのほかに、カリウムや食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
りんごは外出時の離乳食初期のお弁当用にもおすすめです。
冷凍保存もできるので、コツをつかんで赤ちゃんに美味しく食べてもらいましょう!
離乳食初期の場合、りんごは加熱するのが基本です。
加熱すること甘味が出て赤ちゃんも食べやすくなるでしょう。
果汁を使う場合はりんごをすり下ろしてからしぼり、
湯冷ましで薄めましょう。
煮る場合はりんごを細かくカットし、
水を足して水分がなくなるまで弱火で加熱します。
さらに、電子レンジを使えば簡単に加熱できますよ。
すり下ろしたりんごを耐熱容器に入れ、
水を少しプラスして約1分レンジで加熱すれば、
りんごの蒸し煮が作れます。
このように火を通して下ごしらえしたリンゴは冷凍保存できます。
粗熱が取れたりんごを、製氷皿に入れたり、保存袋に入れてから、
冷凍庫で保存します。
保存期間は約1週間です。
お弁当の保冷剤代わりにもなりますよ。
離乳食の時間までに解凍されて、
赤ちゃんも美味しく食べられるでしょう。
上の子のおやつと一緒に!離乳食初期の我が子に焼き芋もお出かけに便利!
さつまいもは離乳食初期から食べられますが、
焼き芋もお出かけに便利です。
上の子のおやつと一緒にあげることもできますよ!
焼き芋はスーパーで気軽に購入できますが、
自宅でも作ることができます。
さつまいもをよく洗ってアルミホイルで包み、
トースターでじっくり焼けばOKなので、自宅でも簡単に作れますね。
焼き芋は基本的にペースト状に調理します。
よく潰したら、お湯や粉ミルクを使って伸ばしましょう。
ペースト状でそのまま食べても、ほかの食材に混ぜてもOKです。
お粥に混ぜたり、りんごやかぼちゃを使ってアレンジしてもいいですね。
お出かけ先でも、上の子の焼き芋を少しもらえば簡単に離乳食が作れます。
フォークで潰し、お湯や粉ミルクを加えてよく混ぜれば、
焼き芋を使ったペーストが簡単に作れますよ!
焼き芋は柔らかくて甘味もあって美味しいので、
離乳食初期の赤ちゃんも積極的に食べることでしょう。
焼き芋ペーストはラップに包んだり製氷皿に入れて、
冷凍保存もできますよ。
秋のお出かけに!離乳食初期終盤から中期でも柿が使える!オススメレシピ!
収穫の秋は果物や野菜が特に美味しい季節です。
なかでも秋は旬を迎える果物が多く、ぶどうや梨、りんご、
柿や栗などたくさんあるでしょう。
離乳食初期終盤になると、果物も食べられるようになるので、
少しずつ離乳食メニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。
秋のお出かけにぴったりの果物の一つに「柿」があります。
柿は離乳食初期終盤から中期頃でも使えるのでオススメですよ。
柿はビタミンCやカロテンの栄養素が豊富です。
ほかにも食物繊維、カリウムなども含まれているので、
栄養満点の果物といえるでしょう。
そこで離乳食初期終盤頃から使える、
柿のオススメレシピをご紹介しましょう!
柿粥
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<材料> ※5食分
・柿…1/2個
・米…1/4カップ
・水…1.5〜2カップ
<作り方>
①お米を洗い、鍋に水と一緒に入れます。
②最初は中火にして沸騰したら弱火〜中火にし、
かき混ぜながら約20分ポタポタになるまで煮ます。
③柿の皮を剥いて種を取り除き小さめにカットしてから、
耐熱皿に乗せラップをし、電子レンジ600Wで2分加熱します。
④加熱後赤ちゃんが食べやすい状態にすり潰します。
⑤お粥ができたら、すり潰した柿を乗せて完成です。
ヨーグルトの柿ソースかけ
<材料> ※1食分
・ヨーグルト…大さじ3
・柿…1/2個
<作り方>
①柿の皮を剥いて種を取り除き細かくカットし、
電子レンジ600Wで2分加熱します。
②加熱後、ペースト状になるまですり潰します。
③ヨーグルトを電子レンジ500Wで約20秒温めます。
④潰してペーストになった柿小さじ1杯を、
ヨーグルトにかけたら完成です。
柿をピューレ状にしたものは、そのまま食べてもいいでしょう。
多めに作って冷凍ストックしておけば、
急なお出かけにも持参できますよ!
離乳食初期の我が子とお出かけ!デザートはプルーンで便秘も解消で満足!
プルーンは鉄分や食物繊維が豊富で、
健康にも良いイメージがありますよね。
生のまま食べることもできますが、
ドライフルーツとして気軽に摂取することもできます。
プルーンは離乳食初期の終盤〜中期にかけた、
7ヶ月頃からあげることができます。
生のプルーンと乾燥させたドライプルーン、
赤ちゃんにはどちらも加熱してあげることが基本です。
プルーンは便秘解消に効果的なので、
離乳食のデザートにもオススメですよ!
離乳食初期終盤〜中期頃になると、
離乳食が2回食になり、食べる量が増えて、
母乳やミルクを飲む量が減ってきます。
水分量が減ることによって、
便秘になってしまう赤ちゃんもいるんですね。
そんな時におすすめなのが食物繊維たっぷりのプルーンです。
お出かけした時にもデザートとして持参すれば、
気になる便秘対策ができますよ。
では、基本のプルーンレシピをご紹介しますね。
プルーンピューレ
<材料>
・ドライプルーン(種無し、無添加)…2個
・水…大さじ1(プルーンの硬さによって量を調整してください)
<作り方>
①ドライプルーンを細切りにしてから、さらにみじん切りにします。
②耐熱容器に細かくしたドライプルーンと、水を入れます。
プルーンが完全に水に浸かる状態までよく混ぜます。
③ラップをして電子レンジ600Wで40秒ほど加熱します。
④暑いうちに混ぜて冷めたら完成です。
プルーンは甘いので、食べる量に気をつけましょう。
ヨーグルトやパン粥、野菜などに混ぜてアレンジも可能です。
離乳食初期のご飯を出先で口から出す時も!おすすめ外出時の必需品リスト!
離乳食初期のお出かけは、食事準備も気になりますよね。
赤ちゃんは大人のように綺麗に食べることは難しいので、
ご飯を口から出すなどして、周囲を汚した時にも備えておいた方が安心です。
そこで離乳食初期におすすめの、
外出時の必需品リストをお伝えしていきますね!
離乳食
手作りでもベビーフードでもお好みのものを用意します。
赤ちゃんが食べやすいように容器に詰めましょう。
エプロン
赤ちゃんが食事をする時に付けるエプロンです。
スプーン
離乳食を食べる時に欠かせないベビースプーンですね。
普段赤ちゃんが使い慣れたものがおすすめです。
離乳食用袋
手作りの場合は、離乳食の水分が漏れることも考えられます。
容器を袋に入れ、漏れないよう対策をしておけば安心でしょう。
おしぼりなど
離乳食初期はご飯を口から出すこともあるため、
手や口周り、テーブルなどを汚してしまうことが想定されます。
そのため、おしぼりやウェットティッシュは欠かせません。
離乳食初期の我が子との外出!食べる量が多い子も安心の人気お弁当!
離乳食初期の外出には、
手作りのお弁当を持参するご家庭も多いですよね。
お弁当といえば、気になるのが離乳食を入れる容器です。
特に食べる量が多い子は、少し多めに入るものが安心です。
離乳食初期で食べる量が多い子も安心の、
人気お弁当入れをご紹介しますね!
ジップロック スクリューロック 保存容器 300ml (2個入)×2個
人気のジップロックの保存容器です。
容量が多く密封性も高いので、液体が漏れにくいのが特徴です。
蓋をずらせば電子レンジも使えますし、冷凍もできますよ。
なんといっても容器が軽いので、
荷物が多い赤ちゃんのお出かけにはぴったりです。
保存したものを、冷蔵庫や冷凍庫からそのまま持ち出せるのも嬉しいですね。
レック アンパンマン ベビーコンテナ 中 ( 120ml ) 3個入
可愛いアンパンマンのイラスト入りで、
積み重ねてストックができるコンテナです。
食べる量が多い赤ちゃんも安心の、容量多めタイプですよ。
電子レンジや食洗機も対応可能です。
まとめ
離乳食初期の外出時の赤ちゃんの食事は、
ベビーフードを利用したり、手作りの離乳食弁当を作る、
といった意見が多いです。
離乳食初期に食べるパン粥の目安量は、約30gになります。
水や粉ミルクで煮て作りましょう。
りんごはすりおろして加熱し、冷凍保存しておけばとても便利です。
離乳食弁当に入れれば、保冷剤代わりにもなりますよ。
おやつにぴったりの焼き芋もお出かけに便利です。
お湯や粉ミルクと混ぜて簡単に作れます。
栄養たっぷりの柿は離乳食にもおすすめです。
ピューレ状にすれば、お粥やヨーグルトに混ぜて使えますよ。
プルーンは便秘解消にもおすすめです。
生でも乾燥したものでも、加熱してあげましょう。
外出時に準備したいものは、
離乳食・エプロン・スプーン・おしぼりです。
口からご飯を出したり周囲を汚すことも考え、
拭けるアイテムは必須です。
食べる量が多い赤ちゃんのお弁当ケースは、
ジップロックやアンパンマンの保存容器がおすすめです。