高山祭2023の日程と時間は?おすすめの駐車場と渋滞・交通規制情報

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高山祭は春と秋で2回あります。
2023年の高山祭の春と秋の日程と時間を、それぞれ確認しましょう!

春の山王祭

春の山王祭は、毎年4月14日と15日に開催されます。

14日

9時30分~16時ごろ:屋台曳き揃え
11時:御旅所前にてカラクリ奉納(1回目)
13時:御巡幸が日枝神社を出発
15時00分:御旅所前にてカラクリ奉納(2回目)
16時ごろ:御巡幸が御旅所に到着
18時30分~20時30分(約2時間見込み):夜祭

15日

9時30分~16時ごろ:屋台曳き揃え
10時:御旅所前にてカラクリ奉納(1回目)
12時30分:御旅所から御巡幸が出発
14時:御旅所前にてカラクリ奉納(2回目)
16時ごろ:御巡幸が日枝神社に到着

秋の八幡祭

秋の八幡祭は、毎年10月9日と10日に開催されます。

9日

9時~16時:屋台曳き揃え
12時:櫻山八幡宮境内にてカラクリ奉納(1回目)
13時ごろ~15時ごろ:櫻山八幡宮表参道より御神幸
13時30分:屋台曳き廻し
14時:櫻山八幡宮境内にてカラクリ奉納(2回目)
18時~21時:宵祭

10日

8時30分~11時30分:御神幸が櫻山八幡宮表参道から御旅所へ移動
9時~16時:屋台曳き揃え
11時:櫻山八幡宮境内にてカラクリ奉納(1回目)
13時:櫻山八幡宮境内にてカラクリ奉納(2回目)
13時30分~16時:御神幸が御旅所から櫻山八幡宮へ移動

※当日の天候により、開催行事が中止となる可能性があります。
なお、日程の順延はありません。

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春と秋でそれぞれ違う!高山祭の見どころを紹介!

春と秋で楽しめる見どころを確認しましょう!

春の山王祭

・御巡幸

神輿を中心に、歴史的な衣装に身を包んだ人たちが大行列をなして、
日枝神社から御旅所まで行進していきます。

時代劇で見るような姿から、民俗芸能の衣装とさまざまで、
見ているだけでタイムスリップしたような感じになります。

行進の前には民俗芸能の奉納などもされるので、
そちらもぜひチェックしたいところです。

 

・屋台曳き揃え

職人技ともいえる緻密な装飾は、「動く陽明門」と言われるほどの美しさです。

春の屋台曳き揃えは、全部で12基ありますが、
屋台ごとに引き揃えられる場所が異なるので、
どの場所にどの屋台が来るのかはあらかじめ確認しておきましょう。

 

・カラクリ奉納

  • 三番叟(さんばそう)
  • 龍神台(りゅうじんたい)
  • 石橋台(しゃっきょうたい)

の3基の屋台が披露するカラクリ人形のパフォーマンスです。

機械で操作しているように見えますが、
実は人間が糸を使って操作しているんです!

熟練の綱方だからできる技ですね。

早変わりの演技は、まばたき禁止ですよ!

秋の八幡祭

・御神幸

こちらも春の山王祭と同じく、歴史的な衣装や民俗芸能の衣装に身を包んだ人たちが、
神輿を中心に大行列をなして行進していきます。

 

・屋台曳き揃えと屋台曳き廻し

秋の八幡祭で揃えられる屋台は11基あるのですが、
全て春とは違う屋台です。

秋の屋台も豪華絢爛な装飾で、思わず写真に収めたくなるほどですよ。

 

また、秋の八幡祭では4基屋台の曳き廻しが行われます。

豪華絢爛な屋台が動く様子は、まさにダイナミックそのもの!

屋台曳き廻しは、10月9日の1回だけなので、
秋の八幡祭に訪れる際は絶対に見逃さないでくださいね!

 

・カラクリ奉納

秋の八幡祭のカラクリ奉納は、布袋台の1基のみとなっています。

にっこりと笑った布袋様に、唐子人形が飛び移っていく様はまさに名人芸!

こちらも人間が糸を使って操っているんですよ。

 

このほか春と秋で共通する見どころに、夜祭(秋は宵祭)があります。

屋台に飾られた提灯の明かりが灯されて、幻想的な風景が浮かび上がり、
昼とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

 

夜祭(宵祭)の最後には、「高い山から」という伝統的な曳き別れ歌を歌って、
屋台蔵へ屋台を運んでいきます。

 

高山祭のおすすめ駐車場!ルート別で教えちゃいます!

高山祭では、春と秋両方とも無料の臨時駐車場が解放されます。

それ以外にも有料にはなりますが民間の駐車場もあります。

有料・無料、それぞれの駐車場事情を確認しましょう!

無料駐車場

・真光匠ヶ丘臨時駐車場

祭り会場までは距離がある所にある駐車場ですが、
高山市民文化会まで無料のシャトルバスが20分〜30分間隔で出ています。

その他の臨時駐車場が天候などによって開放が左右されるのに対して、
真光匠ヶ丘臨時駐車場は天候に関わらず利用できるようになっています。

 

祭り会場周辺の有料駐車場と比べても、最も無難な駐車場なので、
車で祭り会場を訪れる際は1度検討しましょう。

 

住所:岐阜県高山市匠ケ丘町203付近
収容台数:700台
開放時間:9時から

有料駐車場

・高山中央駐車場

祭り会場に近い有料駐車場では、収容台数も多い方なのでおすすめの駐車場です。

24時間営業なので、早めに到着することができる場合は、
まず最初に候補に入れておきたいところですね。

 

住所:岐阜県高山市朝日町24
電話:0577-33-0050
料金:300円/時間、最大料金(18時~翌9時)1,000円
収容台数:100台
営業時間:24時間

 

・市営花岡駐車場

祭り会場から遠くなりますが、収容台数は多いので、
遅い時間に到着する場合はおすすめです。

また、花岡駐車場は臨時に開放される西小学校臨時駐車場に近いです。

もしも花岡駐車場が満車で入れなかった場合、
すぐに西小学校臨時駐車場に向かうことができるので、便利ですよ。

住所:高山市花岡町2-14-4
電話:0577-34-5480
料金:150円/30分(8時~20時)、50円/時間(20時~翌8時)
収容台数:150台
営業時間:24時間

 

・西小学校臨時駐車場

市営・民間の駐車場が満車の場合に開放される駐車場です。

先ほど紹介した市営花岡駐車場が満車の場合、まず訪れたい駐車場ですね。

ただ、こちらは雨天の場合は解放されないのでご注意を。

住所:高山市総和町2丁目18−1
料金:1,000円
収容台数:200台

 

・不動橋駐車場 (※秋の八幡祭におすすめ!)

こちらは秋の八幡祭の際におすすめの駐車場です。

祭り会場にも近く、臨時に開放される北小学校臨時駐車場にも近いので、
満車で入れなかった場合の保険にもなります。

住所:高山市七日町2-135-1
電話:0577-36-7038
料金:150円/30分(8時~20時)、50円/時間(20時~翌8時)
収容台数:62台
営業時間:24時間

 

・北小学校臨時駐車場 (※秋の八幡祭のみ)

こちらは秋の八幡祭にて、市営・民間の駐車場が満車の場合に開放される駐車場です。

北小学校臨時駐車場も、雨天の場合は解放されないのでご注意を。

住所:高山市桐生町2−21
料金:1,000円
収容台数:200台

高山祭は混雑必至!渋滞を回避できるルートはこちら!

高山祭はここ近年で知名度も上がり、お祭りの日は混雑必至となり、
渋滞にはまってしまう確率も高くなります。

春と秋、それぞれ渋滞を回避できるルートを確認しておきましょう。

春の山王祭りでは、東海北陸自動車道の飛騨清見ICから白川街道を使って訪れる人が多いです。

こちらのルートを使えば祭りが行われる場所に向かってはいますが、
その先では交通規制が敷かれているので、
場合によっては渋滞にはまりつつ駐車場を探すといった状況に陥ることがあります。

 

この渋滞を回避するには中部縦貫自動車道の高山清見道路を使って、
高山国府バイパスから南下していくのがおすすめです。

白川街道のルートよりも渋滞にはまる確率が低く、
祭りの中心地に入る手前の所に出るので、駐車場も探しやすいですよ。

秋の八幡祭では、主に高山市の北半分に交通規制が敷かれます。

また、高山西ICから高山市を目指す人が多いので、
こちらのルートを使うと渋滞にはまってしまいます。

 

秋の場合は、中部縦貫自動車道の高山ICを使って、
そこから高山市へ向かうルートがおすすめです。

要注意!高山祭の交通規制をチェックすべし!

高山祭は春と秋ともに、お祭りの時間帯には交通規制が敷かれます。

それぞれチェックしておきましょう。

春は祭り会場となる地区全域が車両通行止めとなります。

範囲で言うと、国分寺・安川通りから和合橋あたりまでですね。

 

時間帯では、
14日:8時00分~21時30分
15日:8時00分~17時
となっています。

ただ、麒麟台の屋台蔵付近では、規制時間を延長することもあるので気を付けましょう。

 

また、弥生橋から鍛冶橋のあたりは祭り会場の手前になるので、
14日の7時から15日の19時までは車両通行止めとなっています。

 

その他安川通り国分寺通り
14日:15時~16時、18時00分~22時
15日:14時~15時30分
にて断続的に車両通行止めとなっています。

 

大型車両の場合
14日:8時30分~21時30分
15日:8時30分~17時
の時間帯に、安川通りと国分寺通りの進入が禁止となります。

秋の場合も、祭り会場全域が車両通行止めとなっていますが、
エリアによって時間帯が変わります。

 

鍛冶橋~不動橋あたり
9日:6時30分~22時
10日:6時30分~17時

 

不動橋から北
9日:12時~16時
10日:8時30分~12時

 

また、安川通りでは
9日:18時~22時
10日:13時~17時
の時間帯に断続的な車両通行止めとなります。

 

さらに、安川通りと国分寺通りでは、
9日:6時30分~22時
10日:7時~17時
の時間帯に、大型車両は進入禁止となります。

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開催日程しだい!?高山祭2023年の混雑状況はどのくらい!?

高山祭は毎年10万人ほどのお客で賑わいますが、開催日程や天候によって左右されます。

 

2023年は、
春の山王祭4月14日(金)15日(土)
秋の八幡祭10月9日(月)10日(火)の日程となっています。

 

山王祭の初日が日曜日になっているので、この日はかなりの混雑が予想されます。

それ以外の日は平日なので、多くの人でごった返す可能性は低いでしょう。

 

ちなみに、時間帯的に混雑しやすいのは、見どころとなるイベントが重なる時間帯です。

春の山王祭りの場合
14日15日共に屋台曳き揃え・御巡幸・カラクリ奉納が重なる14時台~15時台が混雑しやすいです。

場所的には中橋あたりが混雑しやすいですね。

 

秋の八幡祭の場合
9日の場合は屋台曳き揃え・カラクリ奉納・屋台曳き廻し・御神幸が重なる13時台~16時台あたりが、
10日の場合は11時台と13時台が混雑しやすいです。

 

特に9日には一大イベントの屋台曳き廻しがあるので、
より一層混雑しやすくなることが予想できます。

場所的には表参道あたりが混雑しやすいです。

 

なるべくイベントが始まる前の早めの時間帯に、
場所の確保や移動をしておくようにしましょう。

高山祭周辺で人気のホテル5選!宿泊するならココ!

高山祭は2日間にわたって行われるお祭りです。

おすすめのホテルを5つ選びましたので、参考にしてくださいね!

B&B高山パークシティホテル

高山駅から徒歩15分の所にあるホテルです。

玄関までは坂道や階段があるので、車いすやベビーカーなどでお手伝いが必要な際は、
坂道の入り口のところにある看板のあたりで連絡しましょう。

 

浴場やトイレは共同スペースとなりますが、
モダンなつくりの部屋でゆったりと過ごすことができます。

ちなみに、浴場は24時間いつでも入ることができますよ。

 

住所:岐阜県高山市神明町3-43-1
電話:0577-33-5020

ワットホテル&スパ飛騨高山

高山駅から徒歩7分の所にあり、2018年からオープンした新しめのホテルです。

お部屋はシンプルながらもゆったりとくつろげる空間で、
ホテル内には天然温泉の大浴場があります。

貸切風呂もあるので、プライベートな空間で温泉を楽しむこともできますよ。

 

朝食はバラエティ豊かで、飛騨名物も味わうことができます。

 

住所:岐阜県高山市花里町3丁目39番1号
電話:0577-57-5570

スパホテルアルピナ飛騨高山

高山駅から徒歩3分のところにあるホテルです。

ナチュラルな内装に、大きなベッドでゆっくりとくつろぐことができます。

こちらのホテルも天然温泉を楽しむことができます。

(15時~25時、5時~9時と時間帯が決まっています)

 

また、ヒーリングアロマエステのサービスもあり、
移動や祭で疲れた体をさらにリフレッシュすることができます。

 

住所:岐阜県高山市名田町5丁目41番地
電話:0577-33-0033

高山シティホテルフォーシーズン

高山駅から徒歩13分のところにあるホテルで、
高山祭会場にも徒歩5分の近場にあります。

明るくて落ち着きのある部屋は、シングルとツインの2種類。

 

天然温泉も楽しむことができ、
レストランでは飛騨高山ならではの料理に舌鼓を打つことができます。

また、朝食はバイキング形式となっていて、和食が中心です。

 

住所:岐阜県高山市神田町 1丁目1番地
電話:0577-36-0088

飛騨高山温泉 高山グリーンホテル

高山駅から徒歩6分ほどのところにあるホテルです。

部屋の種類は和室・和洋室・洋室の3種類あり、
ファミリーでもカップルでもグループでも、のんびりとくつろぐことができます。

 

天然温泉の他、飛騨牛も食べ放題のバイキングや、
地元素材の旬のフルーツを使ったスイーツなどのグルメな楽しみ方もできますし、
食べ歩きのお店でお得に使えるクーポンの販売もされています。

 

住所:岐阜県高山市西之一色町2-180
電話:0577-33-5500

知ればもっと楽しめる!高山祭りの深~い歴史!

高山祭は記録によると、1652年の江戸時代から春の山王祭が始まり、
1716年に秋の八幡祭が始まったと考えられています。

最初のころは現在のような屋台が無かったのですが、
1718年ごろから屋台が造られるようになり、
1804年ごろから段々と豪華な物になっていきました。

 

屋台を作っているのは、「屋台組」という団体で自分たちの屋台を誇りに思い、
他の屋台組に負けじと屋台を造っていました。

この競争心や、自分たちの屋台への愛が、
現在に続く豪華な屋台になっていったきっかけでもありました。

 

第二次世界大戦後は、経済的に屋台を維持することが難しくなります。

1951年、山王祭りと八幡祭の屋台組が一緒になり、
高山屋台保存会が結成されました。

この保存会が結成されて以降、2つの祭りは「高山祭」と呼ばれるようになります。

 

そして、1960年には高山祭の屋台のうち23台が重要有形民俗文化財になり、
1971年には高山祭の屋台行事が重要無形民俗文化財に指定されます。

さらに、2016年、高山祭は「山・鉾・屋台行事」の1つとして、
ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

 

ちなみに、高山祭は京都の祇園祭や埼玉の秩父夜祭と共に、
「日本三大曳山祭」と「日本三大美祭」の1つに数えられています。

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