賃貸の保証人って何なの!?最近増えてきた保証人不要とは!?

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基本的に賃貸物件には保証人が付き物ですが、
最近では保証人が不要の賃貸物件も増えてきています。

保証人不要の物件といっても、保証代理人会社のサービスを利用したり、
クレジットカードで家賃を払ったりするなどの条件が付いてくるものもあります

 

マンスリーマンションやウィークリーマンションといった、
住んでいる期間が決まっている物件では、
保証代理人会社との契約が無くても借りれますが、
それ以外の賃貸物件ではそういったサービスを利用する必要があります。

 

メリットとしては、保証人を立てることができない人にとっては物件を借りるハードルが下がるというものがあります。

 

デメリットとしては、保証代理人会社と契約している場合、
利用料を支払う必要があるというものです。

相場としては、家賃の半分くらいですね。

 

さらに、保証人不要の物件は、不人気な物件が多いです。

駅から遠いなどの立地条件が悪いものだったり、
事故物件であったりする物件ですね。

「保証人不要」というのは魅力的な条件ではありますが、
自分にとって良い物件なのか実際にしっかりと見て確認しておく必要があるので、
気をつけてくださいね。

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賃貸保証人のリスクはどんなことが考えられる?

賃貸の保証人になった人には、どのようなリスクが考えられるでしょうか?

 

大きなリスクといえば、借りている人が家賃を滞納したら、
保証人に家賃の請求が行ってしまうことです。

さらに家賃だけではなく、修繕費なども請求される可能性があります。

つまり、賃貸保証人には借りている人と同じ責任が付いてしまうということですね。

 

例えば、借りている人のせいで火事になってしまったら、
物件の修繕費や保証金などの請求が来てしまうことがあるんです。

基本的に大家さんや管理会社は、
火災などの保険に入っているので莫大な金額を請求されることはありませんが、
それでも保証人に連帯責任が伴う可能性はあります。

 

また、平成9年に起こった裁判に、
契約期間が終わってから保証人に家賃の請求が来たというものがありました。

契約期間が終わってるのだから、
保証人に家賃を払う必要はないということで裁判となりましたが、
判決は保証人側の敗訴となり、保証人は合計額759万円を支払うことになってしまいました。

 

このように、契約期間が過ぎていたとしても、
請求されたら支払う必要が出てくるというのが、賃貸保証人の大きなリスクとなります。

ある日突然保証人に大きなお金の請求が行かないように、
物件を借りる人はきちんと自分の責任を果たすようにしましょうね。

賃貸保証人をお願いするためにはどんな書類が必要?

賃貸保証人で必要な書類は、基本的に以下の通りです。

  • 住民票
  • 印鑑証明書
  • 不動産指定の書面
  • 収入を証明できるもの(源泉徴収票、確定申告書など)

 

保証人の審査もあるので、余裕をもって書類を揃えられるようにしましょう。

賃貸保証人になるための条件はある?年収は?

賃貸保証人の条件としては、以下の通りです。

  • 親族(親や兄弟が望ましい)
  • 正社員である
  • カードやローンなどでブラックリスト入りや滞納履歴が無いこと
  • 家賃に対して収入が見合っていること
  • 必要書類が提出できていること

 

もちろん、これらの条件は基本的な物なので、
物件によって条件が変わることがあります。

どのような条件が必要なのか、
可能であれば大家さんや不動産に聞いてみましょう。

 

審査基準では、月収の3分の1の家賃であれば支払い能力があるとみなしてもらえます

たとえば、家賃5万円なら、
5万円×3×12か月=年収180万円

という計算になり、年収180万円あるのなら保証人として十分だと言えます。

自分が借りたい物件と保証人の年収が見合っているかは、
このような計算で考えてみましょう。

まとめ

基本的に物件を借りる時は、賃貸保証人が必要となりますが、
近年では保証人不要の物件も増えてきています。

マンスリーやウィークリーの物件は文字通り保証人が不要ですが、
それ以外の物件の場合は、保証人の代わりに保証人会社への契約などの条件が付きます。

 

保証人会社との契約をした場合、
家賃に加えて会社の手数料を支払う必要もあるというデメリットがあるので気を付けましょう。

また、保証人不要の物件は不人気な物件であることが多いです。

きちんと自分の目で確かめて、しっかりと判断するようにしましょう。

 

賃貸保証人には、借りている人と同じ責任が付くリスクがあります。

借りている人が家賃を滞納したり、何らかの事故で修繕費が必要になったりした場合は、
保証人に請求が行くことがあります。

誰かに保証人を頼む場合は、迷惑をかけないようにしましょうね。

 

保証人になれる人には様々な条件が付きます。

必要書類をきちんと揃えて、信用に値するかどうかも証明できるようにしましょう。

年収は、「家賃×3×12=必要年収」の計算ができるので、
保証人と家賃が見合っているかどうかも確認しておきましょう。

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