【冠婚葬祭】法事の知っておきたい事!回忌の回数や必要なものは?

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法事に初めて参加する場合、

  • 「法事に招かれたけど法事ってどんなものなの?」
  • 「法事に必要な物は?」

と色々疑問に思われる人も多いと思います。

 

法事は亡くなった故人を偲び、供養する仏教儀式です。

故人が亡くなりお葬式を終えた後も、
亡くなった月の命日に、遺族・親族が定期的に集まって、
仏壇やお墓で故人を供養します。

 

法事では僧侶による読経や、
遺族・親族・友人等を交えた会食等が行われますよ。

 

法事は主に四十九日・一回忌・三回忌・七回忌・十三回忌…と、
続けて行われ、一般的には三十三回忌で弔い上げとされます。

 

弔い上げをする事で、故人が先祖の魂と一体化し、
これ以降は祖先としてお参りすると言う事になるのですよ。

 

最後の法要をいつにするかは、決まり事の様なものはなく、
地域やお寺の考え方による影響が大きいですが、
基本的には遺族・親族により自由に決める事が出来ます。

 

三回忌で終わる事もあれば、
五十回忌まで続ける事も可能なのですよ。

 

法事に参加する場合は、
御仏前(御供物料)とお供え物を用意しましょう

また、仏式の場合は数珠も必要になりますよ。

 

それでは次に、法事の回忌についてと参列に必要な持ち物等を、
詳しく見ていきましょう。

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法事の回忌はいつまでやるの?毎回必ず参加するべき?

故人が亡くなって一年目に一周忌の法事を行い、
三回忌を終えたら、七回忌、十三回忌、十七回忌、
二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌…と法事は続きます。

 

法事はいつまでやると言う決まり事はなく、
遺族・親族が自由に決める事が出来るんですよ。

 

一般的には三十三回忌辺りで終わりにする場合が多く
親しい友人や知人を招いての法事は大体七回忌までです。

それ以降は家族で供養していくケースが多いです。

 

そこで、
「法事は何回忌まで参加すればいいの?」
と言う疑問が出てきますよね。

 

法事は基本、遺族・親族で行われますが、
故人と縁の深かった人や親しい間柄の人には参列の案内が届きます。

 

案内が届いた人のみが参列出来ますので、
参列を依頼されれば、出来る限り出席するのがマナーです

 

とは言え、事情により出席できない事もあるでしょう。

欠席の場合は早めに電話や返信ハガキで欠席する事を伝えます。

 

そして法事が行われる前に、
お詫びの手紙と共に、御仏前やお供え物、またはその両方を送りましょう。

法事に参列するときに必要な持ち物とは?覚えておきたい豆知識!

法事に参列する事が決まったら、
当日困らない様に必要な持ち物を、事前にチェックしておきましょう。

 

法事に必要な持ち物はこちらになりますよ。

  • 御仏前(御供物料)
  • ふくさ
  • お供え物(お菓子やお線香等)
  • 数珠(仏式の場合)
  • ハンカチ(黒か白)

 

御仏前(御供物料)は、いくら位包めばいいのか、
ちょっと迷いますよね。

 

御仏前(御供物料)の相場としては、
血縁がある・故人と特に親しい間柄の場合は、
大体一万円~三万円です。

一般的な友人知人の場合は、
五千円~一万円ぐらいです。

 

法事に会食が含まれている場合、
血縁・親しい間柄の人は、二万円~五万円、
友人や知人は一万円~三万円を、
目安にして下さい。

 

現金を入れる袋は結び切りの不祝儀袋(香典袋)を使用します。

この時気を付けたいのが、
中に入れるお金の額と、不祝儀袋の格を合わせる事です。

 

金額が一万円以下と言う場合は、
水引が印刷された、簡易的なタイプの不祝儀袋を使用し、
一万円~三万円の場合は、
白黒または双銀の水引が付いた不祝儀袋を使用します。

 

三万円~五万円を包む場合は、
中金封サイズで双銀の水引が、10本以上束ねてある不祝儀袋を選びましょう。

 

十万円以上の場合は大金封サイズで、
高級素材で作られ、凝ったデザインの不祝儀袋を使用します。

 

宗教により違いはありますが、
一般的に四十九日までの不祝儀袋の表書きは「御霊前」とし、
以後は「御仏前」や「御供物料」と書きますよ。

 

不祝儀袋はそのままバッグや懐に入れるのではなく、
シワになったり、折れたりしてしまわない様に、
ふくさを使用しましょう。

 

ふくさは紫色を選べば慶弔両用で使用出来ますから、
一つ持っておくと重宝しますよ。

 

昔は法事の時にはお供え物を渡すのが一般的でしたが、
今は御仏前や御供物料として、現金を渡すのが主流ですので、
必ずしもお供え物を持って行かなくてはいけないと言う事はありません。

 

しかし地域の慣習によっては、
お供え物を故人の供養として、法事に出席した人で分け合う事もありますので、
一度周りの人に確認しておいた方が安心ですね。

 

お供え物に贈る品は、かさ張らず日持ちするもので、
小分け包装されたのもが喜ばれます。

 

お供え物は故人が好きだったものを選ぶのが一番ですが、
殺生を想像させる肉類や魚類等は避けて下さい。

 

仏式の場合は合掌する際に数珠を用います。
忘れずに準備しておきましょう。

 

ハンカチは黒か白で、
柄や装飾のないシンプルなものを選んで下さいね。

まとめ

今回は法事の回忌についてや、
参列時に必要な持ち物等についてご紹介いたしました。

 

法事に初めて出席すると言う場合は、
わからない事や、不安な事も多いと思いますが、
基本的なマナーを抑えておけば大丈夫ですよ。

 

心配な事がある場合は、施主や近親者に聞いておくと安心ですね。

 

回忌がいつまで行われるかは地域や家によって様々ですが、
法事に招かれたら出来るだけ参列したいものです。

 

法事は故人を偲び供養する場であると共に、
改めて故人と自分との繋がりに、思いを馳せる場でもあります。

 

法事の場で故人との思い出を語り合い談笑する事は、
故人にとって何よりの供養となる事でしょう。

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