新潟・村上大祭2022の特徴と外せない屋台は?アクセスと駐車場は?

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村上大祭は、新潟県3大祭りに指定されているお祭りのひとつです。

ちなみに、ほかの2つのお祭りは新潟市の蒲原祭り、柏崎市の柏崎えんま市です。

 

毎年、新潟県村上市で7月に行われている村上大祭ですが、今年も開催されます。

開催日程
2022年7月6日(水) 宵祭り(午後 町内巡行)
2022年7月7日(木) 本祭り(本巡行)

時間
7月6日 午後~ 屋台が各町内を練り歩く
7月7日 1:00~ 一番屋台出発後、すべての屋台が羽黒神社前に集まる
8:00~ 西奈彌羽黒神社前を出発した屋台が、市内を練り歩く
18:00~ 屋台は肴町を出発し、22:00頃まで練り歩く

 

村上大祭は、2018年3月に「村上祭の屋台行事(むらかみまつりのやたいぎょうじ)」という名称で、
国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

 

歴史は古く、西奈彌羽黒神社(せなみはぐろじんじゃ)の例大祭で、
380余年の歴史があります。

 

1633年、村上藩主お城から西奈彌羽黒神社を見下ろすのは失礼だと、
お城を臥牛山の中腹から現在の場所に移されたことを祝い、
大町の人が大八車に太鼓を積んで町を練り回したのが、

村上大祭のはじまりだといわれています。

 

江戸時代には、旧暦の6月6日と7日に行われていましたが、
明治以降は新暦の7月に行われています。

 

お祭り期間中は、豪華な屋台(山車)が巡行されるとあって、
県内はもちろん、県外からもたくさんの人が訪れ賑わいます。

 

2022年は開催が水曜日と木曜日にあたりますが、
平日でも夕方の18時半以降は混雑のピークを迎えます。

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他の祭りとはここが違う!新潟・村上大祭の特徴をわかりやすく解説!

村上大祭の大きな特徴は、なんといっても、
豪華な屋台(山車)ではないでしょうか。

 

村上大祭では、山車のことを「おしゃぎり」といいます。

 

おしゃぎりと呼ばれる由来は、歌舞伎や狂言で、
鉦や太鼓で演奏される音曲やお囃子のことを「しゃぎり」というところからきていると、
言われています。

 

村上大祭で使われる屋台(山車)は3つに分けられます。

 

「しゃぎり屋台」は、高さが5m以上あり、
取り回しがいいように2mほどの車輪が2つ付いています。

2階建て構造で、1階はお囃子を演奏するスペース、
2階は乗せ物を飾るスペースとなっており、
乗せ物は各町内によって異なります。

 

ほかにも「囃子屋台」「仁輪加屋台」と呼ばれるものがあります。

 

「囃子屋台」は、しゃぎり屋台と同じぐらいの大きさで白木造りとなっており、
1階がお囃子と楽屋の二間構造になっています。

 

「仁輪加屋台」は、しゃぎり屋台よりは簡素で小型、
威勢のいい太鼓と笛の演奏が特徴的な屋台です。

 

村上大祭で使われる屋台(山車)は、再建されている屋台(山車)もありますが、
最も古いもので200年以上前に造られたものもあるそうです。

 

昼間に見る屋台(山車)も豪華で迫力がありますが、
夜はライトアップされ、その光景は幻想的で、
お囃子の音がとてもにぎやかで、さらにお祭りを盛り上げます。

新潟・村上大祭のおすすめ露店・屋台3選!

お祭りといえば露店(屋台)を楽しみにしている方も多いと思います。

 

村上大祭でも多くの露店が出されますよ。

おしゃぎりの巡行を見ながら露店を楽しむのはいかがでしょうか。

 

おしゃぎりの巡行は宵祭りの7月6日、本祭りの7日の2日間ですが、
なんと村上大祭では6日と7日に加え、翌日の8日まで出店しているそうなんです。

 

2日間、おしゃぎりを引いていた方たちも8日は露店を楽しむみたいですよ。

 

露店が多く出ている場所は、市役所付近となり、
22時頃まで営業しています。

 

では、ここからは村上大祭のおすすめの露店を3つご紹介します。

何を食べようか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。

 

ぽっぽ焼き

新潟県下越地方で見られるパンのようなお菓子で、
薄力粉に水と黒砂糖、炭酸、ミョウバンを加え焼いたものです。

もちもちした食感に黒砂糖の甘さがやみつきになります

茶褐色の細長い形をしており、持ちやすいので歩きながらでも食べやすいです。

新潟のお祭りで見かける屋台で、行列ができるときもあるのだとか。

塩引鮭

新潟県村上市は日本有数の鮭の街です。

塩引鮭は村上市の郷土料理でもあり、
じっくりと時間をかけて作った塩引鮭は絶品です。

村上市の鮭、ぜひ食べてみてくださいね。

タイラーメン

SNSを見ているとなぜか村上大祭で毎年タイラーメンを食べている方が多いのです。

子供にも人気なんだとか…

地元の食べ物のほかにも、異国の食べ物も一緒に味わえるのが露店のいいところですよね。

 

 

おすすめを3つと言いましたが、おまけ。

村上大祭の露店でインスタ映えするかわいいものを発見!

 

露店では定番のチョコバナナなんですが、
バナナにチョコをかけただけのものではないんです!

なんと、ミニオンやアンパンマンにデコレーションされているんです。

 

これはインスタ映えすること間違いなしではないでしょうか。

たくさんのいいね!がもらえそうです。

 

おいしそうだけど、なんだか食べるのがもったいないチョコバナナですね。

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新潟・村上大祭の場所と気になるアクセスは?

村上大祭へお出かけ前に場所の確認をしておきましょう。

 

開催場所は、

・西奈彌羽黒神社
〒958-0851 新潟県村上市羽黒町6-16

・村上市内一円

となっています。

山車(屋台)は村上市内を巡行しますが、主会場となるのは西奈彌羽黒神社です。

お出かけ前に、西奈彌羽黒神社周辺を地図で確認しておくといいかもしれませんね。

 

つづいて、気になるアクセス方法についてです。

電車でのアクセス方法と、車でのアクセス方法をご紹介します。

電車でのアクセス

JR羽越本線「村上駅」下車

西奈彌羽黒神社まで徒歩で約21分(1.6km)かかります。

 

東京方面から

東京→(上越新幹線 約2時間)
→新潟→(羽越本線 約1時間)
→村上駅

 

大阪方面から

大阪→(東海道新幹線 約2時間半)
→東京→(上越新幹線 約2時間)
→新潟→(羽越本線 約1時間)
→村上駅

 

金沢方面から

金沢→(北陸新幹線 約1時間)
→上越妙高→(しらゆき 約2時間)
→新潟→(羽越本線 約1時間)
→村上駅

 

ちなみに、金曜、土曜、日曜、祝日は、羽越本線の新潟-酒田間で、
のってたのしい列車「きらきらうえつ」が運行しています。

「きらきらうえつ」とは、
四季折々の景色や地元の特産品を車内で楽しむことができる列車です。

車内ではプロジェクションマッピングや、特製のお弁当が楽しめたり、
車内限定のグッズの購入ができます。

車でのアクセス

日本海東北自動車道 「村上瀬波温泉IC」下車

西奈彌羽黒神社まで約3分(1.5km)かかります。

 

仙台方面から

仙台→(東北自動車道 約70分)
→郡山JCT→(磐越自動車道 約2時間)
→新潟中央JCT→(日本海東北自動車道 約36分)
→村上瀬波温泉IC

 

東京方面から

東京→(関越自動車道 約3時間25分)
→新潟中央JCT→(日本海東北自動車道 約36分)
→村上瀬波温泉IC

 

金沢方面から

金沢→(北陸自動車道 約3時間10分)
→新潟中央JCT→(日本海東北自動車道 約36分)
→村上瀬波温泉IC

 

名古屋方面から

名古屋→(中央・長野・北陸自動車道 約5時間25分)
→新潟中央JCT
→(日本海東北自動車道 約36分)
→村上瀬波温泉IC

 

大阪方面から

大阪→(名神高速道路・北陸自動車道 約6時間40分)
→新潟中央JCT→(日本海東北自動車道 約36分)
→村上瀬波温泉IC

新潟・村上大祭の近くて安い駐車場をチェック!

村上大祭へ車でお出かけの際、駐車場の有無が気になりますよね。

 

ここでは、会場近辺の駐車場情報をご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。

 

村上大祭では、無料の臨時駐車場が用意されますので、そちらを利用してください。

しかし、毎年とても混雑しますので、
車でお出かけの方は早めに行動するようにしましょう。

 

藤基神社駐車場

住所 新潟県村上市三之町11-12
駐車台数 30台
西奈彌羽黒神社まで  徒歩で約8分(600m)かかります。

 

村上市郷土資料館駐車場(おしゃぎり会館)

住所 新潟県村上市三之町7-9
駐車台数 40台
西奈彌羽黒神社まで  徒歩で約13分(1.0km)かかります。

 

紙熊駐車場

住所 新潟県村上市塩町5-6
駐車台数 50台
西奈彌羽黒神社まで  徒歩で約17分(1.3km)かかります。

 

村上市中央図書館駐車場

住所 新潟県村上市田端町4-25
駐車台数 50台
駐車可能時間 7月6日 17:30~20:00
7月7日 17:30~20:00
西奈彌羽黒神社まで  徒歩で約17分(1.3km)かかります。

 

村上地域振興局駐車場

住所 新潟県村上市田端町6-25
駐車台数 50台
駐車可能時間 7月6日 17:30~20:00
7月7日 終日
7月8日 終日
西奈彌羽黒神社まで  徒歩で約21分(1.7km)かかります。

 

村上総合病院第2駐車場

住所 新潟県村上市田端町2-17
駐車台数 300台
駐車可能時間 7月7日7:00~7月9日7:00まで
西奈彌羽黒神社まで 徒歩で約21分(1.6km)かかります。

 

イヨボヤ会館駐車場

住所 新潟県村上市塩町13-34
駐車台数 80台
駐車可能時間 終日
西奈彌羽黒神社まで  徒歩で約23分(1.8km)かかります。

 

無料で用意されている駐車場は全部で約600台ほどです。

ちなみに、村上駅、西奈彌羽黒神社などの会場周辺にはコインパーキングはほとんどないと思われます。

要注意!新潟・村上大祭の通行止めや交通規制情報!

村上大祭では、屋台(山車)の巡行に伴い、市内で交通規制がかかります。

各町内、時間によって規制時間が異なりますので、注意してください。

 

下記は2018年の交通規制日と交通規制時間になりますので、参考にしてみてください。

 

規制日:7月7日

規制区間 規制時間
庄内町 2:00~4:00
9:00~14:00
20:30~23:00
羽黒町 5:00~9:40
長井町 5:00~9:40
20:00~22:30
小町、大町、上町 8:00~11:00
19:30~22:30
片町、上片町 9:20~12:00
久保多町(昼休憩) 11:20~13:30
この時間は屋台(山車)の休憩時間になります。
ここで、2時間ほど屋台(山車)が停車しているので、
ゆっくりと装飾などを見ることができます。
加賀町 13:20~15:15
塩町 14:00~16:20
寺町、安良町、小国町 14:30~22:30
鍛治町、肴町  15:30~22:30

 

くわしいマップについては、交通規制図をご覧下さい。

 

お問い合わせは、
TEL:0254-53-2258村上市観光協会(9:00~17:00)
までお願いいたします。

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まさかの悲劇!新潟・村上大祭で起きた死亡事故の真実!

新潟県の3大祭りである、村上大祭には毎年「おしゃぎり」を見ようと、
たくさんの見物客が訪れ、賑わいます。

 

楽しいはずのお祭りですが、過去には悲しい死亡事故が起きています。

 

2011年7月8日午前0時30分ごろ、
上片町付近の片側1車線の直線道路を走っていた乗用車が、
前を進行していた山車に追突する事故が起きました

 

事故当時、前日までお祭りで使っていた山車を保管場所まで回送を行っており、
約40人でけん引していました。

 

そこに、減速しないままの乗用車が突っ込み、山車の後ろの方にいた8人をはね、
うち2人が死亡、6人が重軽傷を負いました

 

死亡したのは44歳と67歳の男性で、死亡原因は全身強打、
57歳の男性は一時意識不明の重体となりました。

 

当時、車を運転していたのは村上市内に住む20歳の男で、
自動車運転過失傷害で現行犯逮捕、
2人死亡後は自動車運転過失致死傷害に切り替えられました。

 

お祭り本番中は、山車が通るルートは交通規制がかかり車両通行止めとなっていましたが、
8日の山車の回送中は交通規制は解除されていました。

新潟・村上大祭で事故が起きた理由とは?

なぜ、楽しいはずのお祭りで死亡事故が起きてしまったのでしょうか。

 

自動車運転過失致死傷害の罪に問われた20歳の男は、
村上大祭に参加するため村上市内の親戚宅を訪れており、
事故当時、居眠り運転をしていました

 

事故が起こった上片町付近の道路の制限速度は40キロ。

20歳の男は、制限速度を約40キロもオーバーする時速80キロで走行したうえ、
居眠り状態の運転で事故を起こしました。

 

新潟地裁は「危険極まりない」とし、
20歳の男に禁錮3年6カ月(求刑禁錮5年)の判決を言い渡します。

 

事故直後は、目の前で起きた悲劇に、ふさぎ込む人もおり、
詰めかけたマスコミや心ない部外者からのバッシングにさらされ、
過酷な日々を過ごしました。

 

互いに支え合い、みんなが集まる場を積極的に設け、
心ひとつにして悲しみを乗り越えました。

 

翌年の2012年、山車を出すことについて批判的な意見もありましたが、
「いつも通りのお祭りをしたい」という思いもあり、
上片町は安全対策をしてお祭りに参加。

 

本祭りは残念ながら雨の中の引き廻しとなったが、無事に巡行を終えて、
上片町の町民は安堵し、町内の絆をかみしめたそうです。

新潟・村上大祭のおしゃぎりに込められた思い!

 

村上大祭で引き廻される屋台は全部で19台あり、各町内が保有しています。

 

それぞれ彫刻が違い、特徴も異なりますので、
それらを分かったうえで「おしゃぎり」を見てみると、
また違った楽しみ方ができるかもしれませんよ。

 

ここでは、各屋台の特徴についてご紹介します。

 

1番 久保多町

久保多町は「お囃子屋台」です。

1812年に建造され、乗せ物は「住吉の景」で大阪の住吉大社の景色を表しています。

見送りは「松と双龍と波の彫刻」です。

後方に楽屋があり、三味線・鼓・鉦・太鼓でお囃子を演奏し、
乗り子は水色の裃を着ています。

7月7日の早朝に、小町坂を駆け上がる姿は迫力があり、見どころのひとつです。

 

2番 大町

大町は「しゃぎり屋台」です。

1874年に建造されましたが、その後大火で焼失。

1934年に焼け残った部分を活かし、新たに彫りと塗りが施されました。

乗せ物は「諫鼓(かんこ)の鶏」で、諫鼓は平和の象徴とされています。

 

3番 寺町

寺町は「しゃぎり屋台」です。

1789年に建造され、乗せ物は「費長房」で曽我物語に登場する「鶴に乗った仙人」としてなじみがあります。

屋台の高欄部分には十二支にちなんだものが彫られており、
上がり段の波彫り、前庇の槌の水車など、名匠の作と言われています。

 

4番 大工町

大工町は「しゃぎり屋台」です。

1796年に建造され、乗せ物は、祝儀の席でよく歌われる「高砂の尉(翁)と姥」。

見送りは「送り松」です。

大工町の屋台は、軽量化されており、
少人数でも引き廻すことができるように工夫がされています。

 

5番 小町

小町は「しゃぎり屋台」です。

1805年に建造され、1872年の火災後、1873年に焼け残った部分を活かし再建。

乗せ物は七福神の一神「大黒天」で、三宝(仏・法・僧)を守り飲食惠む神とされています。

見送りは「鶴の衝立」です。

 

6番 塩町

塩町は「しゃぎり屋台」です。

1772年に建造され、2番目に古い屋台です。

乗せ物は、中国の伝説上の生き物「猩々(しょうじょう)」で、
日本では能楽の名曲として知られています。

親孝行な息子の素直な心を賞して、汲めど尽きない酒の泉を与え、
舞を舞うというのが謡曲の筋になっています。

見送りは「大蓑亀」です。

 

7番 上町

上町は「しゃぎり屋台」です。

1850年に建造され、乗せ物は「梵鐘(はんしょう)」で、
『寛永十年六月吉日』『羽黒大権現』という銘があります。

見送りは「双龍の彫刻」で、この龍は、
1階部分にある2匹の鯉の「鯉の滝登り」のように描いてあります。

 

8番 細工町

細工町は「お囃子屋台」です。

1924年に建造され、乗せ物は「三番叟(さんばそう)」で、
叟とは老人の意味で、能楽の祝言曲の式三番で、
三番目に老人が黒い能面をつけて舞うことからその名がつきました。

見送りは「若松」です。

 

9番 安良町

安良町は「お囃子屋台」です。

1856年に建造され、乗せ物は「住吉の景」で、
久保田町の屋台とは違い、松1本で表しています。

見送りは「竜と虎」で、いがみあっているところを題材に彫られています。

 

10番 小国町

小国町は「しゃぎり屋台」です。

1774年に建造され、乗せ物は「孟宗(もうそう)」で、
孟宗は中国24孝のひとりで、親孝行のモデル。

見送りは「桐に鳳凰」が金糸の刺繍で施されています。

 

11番 鍛冶町

鍛冶町は「お囃子屋台」です。

1792に建造され、乗せ物は「二見浦の景」で、
夫婦岩を配し、見送りと高欄には「立浪」の彫刻が施されています。

 

12番 肴町

肴町は「しゃぎり屋台」です。

1760年に建造され、一番古い屋台です。

乗せ物は「鯛に乗った恵比寿様」。

屋台後方の見送りをはじめ、彫刻は「宝尽くし」で彩られています。

 

13番 長井町

長井町は「しゃぎり屋台」です。

1869年に古い屋台の一部を利用して再建されたものです。

乗せ物は「布袋様」で、19台の中で唯一カラクリがあり、
布袋様が顔を左右に振ったりします。

見送りは「雲と鶴の彫刻」です。

 

14番 羽黒町

羽黒町は「しゃぎり屋台」です。

1998年に建造され、仁輪加屋台だったものをしゃぎり屋台に新調しました。

乗せ物は「大天狗」で、
西奈彌羽黒神社に奉納されている「大天狗の面」をモデルにしました。

見送りは「鳥天狗の彫刻」です。

 

15番 庄内町

庄内町は「しゃぎり屋台」です。

2002年に新調されたもので、乗せ物は「瓢鮎図(ひょうねんず)」で、
人生の困難を切り開こうとする姿が表現されています。

見送りは、「波うさぎ」で、背景は昼間は太陽ですが、
夜になると三日月に変わる仕掛けです。

 

16番 片町

片町は「お囃子屋台」です。

1933年に建造され、乗せ物は「蘭陵王(らんりょうおう)」で、見送りは「唐獅子」。

しゃぎり屋台の形式でありながら、調べはお囃子調子で、
乗り子の衣装は舞楽の楽士の衣装であるのが特徴的です。

 

17番 上片町

上片町は「お囃子屋台」です。

1993年に建造され、乗せ物は「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」。

見送りは「岩」だったものを、2000年に「三階の松」に新調しました。

 

18番 加賀町

加賀町は「仁輪加屋台」です。

1988年に造り変えられました。

乗せ物は「舌きり雀のおじいさん」で、見送りは「松」です。

 

19番 泉町

泉町は「仁輪加屋台」です。

1992年に造り変えられました。

乗せ物は「二宮金次郎」で、見送りは「松」です。

松は三段になっており、仕上がりがきれいで、見ごたえのある見送りです。

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