離乳食の味付けの正解…調味料っていつから使う!?後期からが適切!

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5~6ヶ月頃を目安に、赤ちゃんは離乳食を食べるようになります。

柔らかくて薄味のイメージですよね。

 

いざ離乳食を作るとなると、どれくらいの薄味がべストなのか、
味付けの正解がわからないというママも大勢いらっしゃいます。

 

そして料理の味付けに欠かせないのが調味料です。

 

しかし、赤ちゃんが食べる食事を考えれば、
調味料っていつから使っていいのか疑問に思いますよね。

 

離乳食の味付け、そして調味料を使える時期について、
お伝えしていきましょう。

 

まず多くのママが気になる味付けについてです。

 

離乳食に味を付け始める時期は、「後期」からが適切といわれています

 

赤ちゃんによって個人差はあると思いますが、
月齢でいえば9~11ヶ月頃が目安でしょう。

 

何も味を付けていない状態で、赤ちゃんがちゃんと食べてくれるのかと、
心配になりますよね。

 

なので、後期までの味付けは、「だし」を使いましょう

 

だしを使えば、調味料を使わなくてもおいしく食べられます。

野菜やお魚などの食材と一緒に煮込んで調理すれば、
食材本来の味を知ることができるでしょう。

 

なので、調味料の使用は離乳食後期からと考えてくださいね。

 

それも大人の料理に使う分量ではなく、
味噌や醤油で風味付けする程度から始めましょう。

 

赤ちゃんの内臓機能は大人と違ってまだまだ発達していません

そのため、塩分が多すぎると内臓に負担がかかってしまいます

 

あくまでもほんのり風味付けと考え、少量から始めましょう。

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離乳食の味付けの基本から徹底解説!まずは計量スプーンを用意!

離乳食の味付けをするのに、調味料を適当に入れてしまっては、
塩分などが心配ですよね。

赤ちゃんの健康を考えたら、味付けはきちんと行いたいものです。

 

そこで離乳食の味付けの基本から徹底解説していきましょう。

 

まずは、分量を量る際に欠かせないアイテムの、
「計量スプーン」を用意しましょう。

 

ご家庭に計量スプーンがあるという方は、
たくさんいらっしゃいますよね。

普段の料理でも使用していることでしょう。

 

大さじ、小さじ、さらに小さなスプーンの、
3本セットが基本になっているかと思います。

もしくは4~5本セットになっているものなど、種類もさまざまです。

 

素材もステンレスやプラスチック、
木製や陶器など多くの種類がありますね。

 

赤ちゃんがどれくらいの量を食べたのか分かりやすい、
デジタルの計量スプーンなど便利なタイプもあるようです。

 

計量スプーンがご家庭にあるという方は、
持っているもので代用OKですよ!

 

そして計量スプーンの分量も覚えておくと、
離乳食作りの際には便利です。

 

小さじ1杯は、5ml5ccになります

5g味噌・醤油6gになりますね。

 

大さじ1杯は、15ml15ccになります。

水は15g、味噌・醤油は18gになります。

ちなみに、大さじ1杯で小さじ3杯分になります。

 

計量スプーンの中でも、離乳食作りで最も多く使われるのが、
小さじかと思います

なので、小さじの分量を覚えておくと便利ですよ!

 

そして気になる味付けについてですが、
離乳食後期の場合は、味噌・醤油で味付けをするのが基本です。

 

1食分0.5gを目安に調味料を使いましょう

1食で2~3品あったら全て合わせて0.5gまでです。

 

小さじ1杯が5~6グラムなので、
かなり少量ということになりますね。

 

しかし、だしを使っていれば、
無理して調味料を入れる必要はありませんよ。

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スープに使いたい!離乳食にコンソメは使っていい!?完了期頃からOK!

温かいコンソメスープは美味しいですよね。

コンソメは洋食に欠かせない調味料です。

 

そして離乳食にも使っていいものなのか、気になりますよね。

スープに使いたいとお考えのママも多いのではないでしょうか。

また、同時に塩分も気になるところでしょう。

 

離乳食にコンソメを使用する場合完了期頃からOKとなります

 

しかし、赤ちゃんには塩分がポイントです。

大人用の市販のコンソメには塩分が多く含まれているので、
使用する際にはかなり薄めなければいけません。

 

また、ベビーコンソメは5ヶ月頃からOKとされていますが、
離乳食中期頃までは食材の味が基本です。

調味料はまだ必要ないといわれていますよね。

 

使用する場合はママが味を確認して、
濃くならないように気を付けましょう。

 

完了期頃からコンソメOKといっても、
やはり大人用の市販のコンソメを使う場合は注意が必要です。

 

使用頻度を控えながら、また、味の濃さは、
大人の4倍以上に薄めた方がいいでしょう。

離乳食には固形タイプより粉末タイプがオススメですよ。

トマトみたいに加熱する!?離乳食のケチャップはいつから使える!?

卵料理やパスタと相性抜群の調味料「ケチャップ」ですが、
離乳食にはいつから使えるものなのか、気になりますよね。

 

ケチャップは、離乳食後期以降から使えるといわれています。

 

味噌や醤油、コンソメ同様、市販のケチャップにも塩のほか、
砂糖や添加物も含まれています。

 

なので、ケチャップを使用する目安は、1食で0.5gまでとなります

 

ケチャップの濃い味がしなくても、
ほんのりとケチャップ風味になる程度でOKですよ。

薄味を心掛けましょう。

 

コンソメ同様、頻繁に使用せず、使うのであれば間隔を開け、
味のアクセントになるくらいにしましょう。

 

また、赤ちゃんが食べると考えれば、
加熱した方がいいのでは?と、思うかもしれませんね。

 

しかしケチャップは元々、加熱して煮込んで作られているので、
必ずしも加熱してあげなくても大丈夫ですよ。

離乳食に必須のとろみをもっと上手に作りたい!片栗粉の成分が心配!

離乳食に必須なのがとろみづけです。

トロっとしたとろみがあれば、
赤ちゃんも食べやすくなります。

 

料理のとろみづけには片栗粉ですよね。

 

しかし、片栗粉を離乳食に使うとなれば、
赤ちゃんが食べてもいいものなのか、成分が心配ですよね。

 

まず片栗粉は5~6ヶ月から使用できます

離乳食を始めた頃にはOKということになりますね。

 

片栗粉は本来、カタクリの根茎から作られたデンプンの粉です。

しかし、スーパーなどで販売されている一般的な片栗粉の成分は、
ジャガイモ(馬鈴薯)のデンプンなんですよ。

 

とろみづけやあんかけ料理、揚げ物に使用されますよね。

 

片栗粉には味が付いていないため、離乳食に使用しても、
食材本来の味を邪魔しにくいというメリットがあります。

 

食べづらいかな?と思う料理に片栗粉を使えば、
とろみが付くことで赤ちゃんも飲み込みやすくなります。

 

筋のあるブロッコリーやほうれん草、パサパサする白身魚などは、
慣れるまで食べづらいかもしれませんね。

 

そんなとき、片栗粉を使ってとろみ付けしてあげると、
食べやすくなりますよ。

 

そして片栗粉のとろみは、レンジを使って簡単に作ることができます。

 

気になる分量は、片栗粉小さじ1/2大さじ3です。

 

こちらを耐熱容器に入れてよく混ぜ、600Wで5~10秒加熱します。

これをお好みのとろみが付くまで何度か繰り返すだけです。

 

長時間加熱しすぎると固まったりダマになりやすいので、
5~10秒で少しずつ加熱することがポイントです

 

出来上がったら野菜や魚に混ぜればOKですよ!

離乳食に手軽で便利なほんだしは使ってもいい!?基本的に使用しない方が安心!

和食に欠かせないのが「だし」ですね。

 

離乳食でもだしは割と重要な役割を果たします。

味付け不要な時期もかつお節や昆布だしを使って、
風味付けができますよね。

 

そして市販の「ほんだし」はサッと使えてとっても便利です。

 

味噌汁や煮物などに入れるだけと、とてもお手軽に使えます。

この便利なほんだしですが、離乳食にも使っていいのか気になりますよね。

 

ほんだしを離乳食に使うことは絶対NGというわけではありませんが、
基本的に使用しない方が安心です

 

なぜなら、塩分と食品添加物が含まれているためです

 

離乳食にほんだしを多量に使用すると、
1日あたりの塩分摂取目標量を超えてしまうので、
赤ちゃんの健康に害を及ぼしてしまいます。

 

また、ほんだしには塩分だけでなく、砂糖や酵母エキスなどの、
食品添加物も含まれています。

塩分や食品添加物は薄めても無くなるわけではありません。

 

大人が食べる料理に使うのは問題ありませんが、
赤ちゃんの頃から多量に摂取していると、
濃い味を好むようになってしまいます。

 

このように離乳食にほんだしを使うのは、デメリットが多いです。

だしを使うなら、塩を使わなくても美味しい、
かつお節昆布を使って手作りがおすすめです

 

もし市販のだしを使いたいという場合は、
赤ちゃん用のだしにしましょう

 

食塩や添加物、化学調味料が含まれていないので、
離乳食にも安心して使えるでしょう。

そうめんやうどんにも万能調味料!めんつゆデビューの目安時期!

そうめんやうどん、煮物など、さまざまな料理に使える万能調味料、
「めんつゆ」。

 

自宅に常備しておけば、とっても便利な調味料ですよね。

 

赤ちゃんも離乳食でそうめんやうどんを食べることができます。

そんなとき、市販のめんつゆを使ってもいいものなのか、
いつから使えるのか、気になっているママもいらっしゃいますよね。

 

めんつゆデビューの目安の時期は、離乳食後期頃になります

個人差はありますが、9~11ヶ月頃ですね。

 

後期頃には少しずつ味付けも可能になってきますので、
めんつゆも少量であれば使用できるようになります。

 

しかし、注意しておきたいポイントもありますよ。

 

市販のめんつゆは濃縮タイプがほとんどかと思いますが、
大人と同じ感覚で薄めてはいけません

 

めんつゆは塩分が多く含まれているので、
離乳食に使う際にも注意が必要です。

 

なので、大人が使う濃さよりも4~5倍ほどに薄めて使用しましょう

 

離乳食に使う際は、風味付け程度で大丈夫ですよ。

1回の食事小さじ1/4ほどが目安になります。

 

赤ちゃんには、無添加のものや、
アレルゲンになるものが入っていないめんつゆを選ぶと安心ですね。

そもそもの基本を復習!離乳食でよく見るひとさじの量をグラムで確認!

離乳食の参考本にはよく、「ひとさじから始めましょう」などと、
書かれていることが多いかと思います。

 

でも、この「ひとさじ」ってどれくらい?と、
疑問に感じてしまいますよね。

 

ひとさじとは、計量スプーンの小さじ1杯分のことです

グラムでは5gほどになります。

ほんの少しの量ですよね。

 

なので、小さじ1杯を目安に離乳食をスタートしてみましょう。

それでも多いなと思ったら、小さじ1/2からでもOKですよ!

 

最初はスムーズに進まないかもしれませんが、
慣れるまではひとさじを続けてみてください。

 

離乳食の進め方の目安は次のようになります。

おかゆ(10倍のすりつぶし)の目安です。

 

・1~2日目  小さじ1/2~1杯
・3~4日目  小さじ1杯
・5~7日目  小さじ2杯
・8~14日目  小さじ3杯(※大さじ1杯でもOK)
・15~21日目 大さじ1~2杯
・22~31日目 大さじ1~2杯
・32日目~  大さじ2~3杯

 

8日目以降から、おかゆにプラスして、
かぼちゃなどのビタミン・ミネラルが含まれた食品も始めてOKです。

この場合も小さじ1杯からスタートしてみましょう。

まとめ

離乳食の味付けは、後期から行いましょう

それまではだしのみでOKですよ。

 

後期以降には、味噌・醤油でほんのり風味付けする程度から始めましょう。

 

まずは計量スプーンを用意し、分量を覚えおくと便利です。

離乳食では小さじを多く使用します。

 

コンソメは基本完了期から可能ですが、
使用頻度は控え、薄味を意識しましょう

 

ケチャップ後期以降から使用OKです。

薄味で風味付け程度を心掛けましょう。

加熱しなくてもOKです。

 

離乳食に必須の片栗粉は、ジャガイモのデンプンで作られています。

とろみづけに使用して大丈夫ですよ。

 

ほんだし塩分食品添加物が含まれているため、
離乳食には基本的におすすめしません

市販の赤ちゃん用だしはOKです。

 

めんつゆデビュー離乳食後期からOKですが、
大人よりも4~5倍は薄め、風味付け程度に使いましょう。

 

ひとさじ小さじ1杯約5gになります。

すりつぶした10倍がゆを、ひとさじからスタートしていきましょう。

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