自動車保険等級引継ぎできないのは別居家族!配偶者の同居親はOK?

父親が、高齢などの理由で、それまで運転していた車を手放す場合、
その車を譲り受けると同時に自動車保険も引き継ぎたい、と思いますよね。

父親が安全運転で自動車保険の等級が高い場合は、
その父親の等級を引き継げば、保険料が安くなります。

これは、保険料を一気に安くできるチャンスです!

しかし、家族であっても自動車保険を引き継げないケースもありますから、
注意が必要です。

自動車保険の等級を引き継げるのは、次のいずれかに該当する場合です。

①記名被保険者の配偶者
②記名被保険者の同居親族
③配偶者の同居親族

つまり、①の配偶者以外は、「同居していること」が条件となります。

ちょっとややこしいですね。

以下に、自動車保険の等級の引継ぎについて、詳しく紹介いたします。
間違えることのないよう、ぜひ参考にしてください。

自動車保険の等級の引継ぎ方法は?車検証・免許証・保険証券を用意!

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いざ自動車保険の等級を引き継ごうと考えたら、
どうすればいいのでしょうか。

自動車保険の等級を引き継ぐには、必要とされる書類を用意して、
定められた手順に沿って手続きをしなければなりません。

自動車保険の等級を親子で引き継ぐ方法としては、
おおむね以下のような流れとなります。

①まずは今契約している保険会社へ連絡し、以下の3点を伝える

・保険契約者
・記名被保険者
・車両保有者

②次の書類を用意する

・車検証
・運転免許証
・保険証券

もちろん、必要書類など細かな内容は保険会社によって異なりますので、
事前に確認しておきましょう。

自動車保険の等級引継ぎは同居親子のみ可能!住民票が必要?

自動車保険の等級を親子で引継ぎたい場合
同居していることが条件となります。

ここでいう「同居」とは、ちょっと意味合いが複雑です。

例えば、親子が2世帯住宅に住んでいる場合、
ひとつ屋根の下でお互いの居住空間がつながっていますから、同居とみなされます。

しかし、同じ住所でかつ同じ敷地内であっても、
住んでいる建屋が別々の場合、お互いの家族が会うには、
一度外に出なければなりません。

この場合は、別居とみなされます。

住民票の記載内容などは、関係ありません

例えば、子が親元から離れた場所で生活しているが、
住民票は移動してしない、というケースなど、
たとえ住民票の上では同居している状態となっていても、
現実に別々に住んでいれば、あくまでも別居となります。

ただし、単身赴任などやむを得ない理由で一時的に離れて住んでいる場合は、
同居と判断されます。

同居と別居の判断基準について、ご理解いただけましたか?

自動車保険の等級引継ぎと乗り換えは同時にできる?共済の人は注意!

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車を乗り換えるのと同時に自動車保険の等級の引継ぎを行うことも、
もちろん可能です。

ただし、乗り換えの際に注意したいのは、契約の切り替えの手続きを、
速やかに行わなければならない、という点です。

自動車保険の等級を引き継ぐためには、前の契約の終了から7日以内に、
新しい契約を結ばなければなりません

7日を超えてしまうと、等級は引き継げなくなってしまします。

それでは、車の乗り換えのための手続きに時間がかかる、という人は、
どのようにすればいいのでしょうか。

7日以内に車の乗り換えが出来ない場合には、
「契約の中断」という方法がありますから、利用するといいでしょう。

具体的には、前の契約を中断して「中断報告書」を発行してもらうのです。

この場合ですと、10年間は等級の引継ぎが可能となります。

また、加入している保険が共済など民間の自動車保険でない場合、
乗り換えによる等級引継ぎができないケースもあります。

共済から民間への自動車保険への乗り換え、あるいはその逆の場合で、
一部の共済において等級の引継ぎができないようになっているのです。

現在、共済の自動車保険に加入している人、あるいは、
民間の自動車保険に加入している人で、
新たに共済への乗り換えを検討している人は、
事前によく確認しておきましょう。

まとめ

親子で自動車保険の等級を引き継ぐことができれば、
保険料を安くすることができますから、断然お得ですよね!

父親が長年にわたって事故を起こさなかった恩恵を、
ぜひ引き継ぎたいものです。

父親の乗っていた車を受け継いで、同時に等級も引き継ぐ、
ということも、もちろん可能です。

ただし、親子間で等級を引き継ぐには、同居している、
ということが条件です。

そしてこの場合、保険会社が定義する「同居」という言葉の意味も、
よく理解しておく必要があります。

手続きの手順や必要書類などの詳細に関しては、
各保険会社によって異なりますから、事前に調べておく必要があります。

また、共済の自動車保険と民間の保険会社での保険会社の乗り換えでは、
等級の引継ぎができない場合もありますので、要注意です。

手続きを誤って等級の引継ぎができなくなった、ということのないよう、
くれぐれも気を付けて、保険料を安くしましょう。